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そもそも「シミ」ってなんなんだろう…?
一概に「シミ」といってもその種類は6つもあるんです!!
どんなものなのか、簡単に説明していきます!
・老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
特徴→褐色から黒色で、1cm前後の色素斑
原因→紫外線、加齢
・炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
特徴→ニキビ、ヤケドなどの炎症が治った後にできる、茶褐色
原因→ニキビや湿疹、皮膚炎などの肌の炎症
・肝班(かんぱん)
特徴→境界線がハッキリしている、左右対称の位置に発症、大きさ、形は様々だが丸い形ではない
原因→ホルモンバランスの乱れ、紫外線により色が濃くなる場合も有
・そばかす
特徴→直径数mm以下の丸い斑点、茶褐色、頬や鼻の周りなど高い位置に生じることが多い
原因→遺伝、紫外線により色が濃くなる場合も有
・脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
特徴→初めは平らな状態のシミが、徐々に盛り上がってくる
原因→紫外線、加齢
・花弁状色素班(かべんじょうしきそはん)
特徴→花びらのような形状のシミ、肩や背中に生じることが多い
原因→強い紫外線、繰り返してしまった日やけ
6つの「シミ」を理解したうえで、化粧品で薄くできるものとできないものに分けてみます!
化粧品で薄くできる「シミ」
老人性色素斑 / 炎症性色素沈着 / 肝班
化粧品では薄くできない「シミ」
そばかす / 脂漏性角化症 / 花弁状色素班
ここからは実体験を踏まえつつ「シミ」についてお話していきます★
小さい時には全くと言っていいほど、気にならなかったほくろやシミですが、30歳を目前に徐々に目立ってくるように...
小学校の運動会やプールの授業でも日焼け止めを欠かさないくらい、幼い時から日焼けにはとても気をつけていたのに画像の○の部分にうすーく茶色いシミが出現...!!
シミには早めのケア、できないようにするための予防が何よりも大切です!
日常の何気ないことでシミになってしまうので、いくつか注意するポイントをあげていきます!
シミの原因・注意することはこの4つ紫外線を防ぎましょう!
紫外線には、浴びると体内でビタミンDを作ってくれる効果もあります。ですが、、1日に15分浴びるだけで必要な量を得られるので、それ以上の紫外線摂取はお肌に害なだけ!
日傘をさしていても、実は地面から反射される紫外線の方が恐ろしいので、日焼け止めも塗るのがベター。
洗顔や強いマッサージなどによる摩擦も意外と大敵!
メイクが落ちにくい!毛穴の黒ずみに効きそう!そう思って、クレンジングや洗顔のとき一生懸命擦っていませんか?
実はそれもNGなんです!お肌は摩擦が大キライ!!たくさん擦られた箇所の皮膚が奥底で「シミを作らないと細胞が破壊されちゃう!」と危険信号を出し、シミの原因となるのです。
ニキビ跡も放置するとシミの原因に。。。
悩まされる人が多い、シミの原因の一つでもあるのがコレ!
小さくて一見シミに見えませんが、段々濃くなっていくので、ホクロと同じようになっていってしまうんです...!
ニキビを潰したり、同じところに繰り返しニキビができてしまうと、摩擦のとき同様、皮膚が危険信号を出してシミを作ってしまうのです。
ストレスや睡眠不足による、ホルモンバランスの乱れ
ストレス以外にも、睡眠不足でもホルモンバランスは乱れてしまいます。
そもそも、ホルモンバランスが乱れるとは、女性ホルモンの分泌量が正常ではない状態。(正常な例が、生理が28日周期できっちり来るなどです。)
睡眠不足になると脳と体がストレスを感じ、ホルモンバランスが崩れ、異常を察した細胞がシミを作ろうと頑張ってしまうのです!
美肌のためには規則正しい生活と良質な睡眠を心がけたいですね♡
白く透き通る、輝くような素肌は女性の永遠の憧れです。しかし、そんな女心とは裏腹に、お肌は衰え、気づいたらシミができていたなんてこともあります。また、シミに気づいても、「なかなか薄くならない」、「また、別なシミが出てきた!」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか。シミはまさに女の敵!悩みが尽きることはありません。
今回は、そんな悩めるあなたに、くり返さないための本気のシミ対策について、ご紹介します。最後の体質改善まで、しっかりと読んでくださいね。
シミ対策 「皮膚は内臓の鏡!」スキンケアより内面美容
シミに限らず、ニキビ、シワ、クマ、くすみ、乾燥など、お肌の悩みはたくさんありますが、これらを“肌だけの問題”だと勘違いしていませんか?スキンケアをいくら頑張っても良くならない・・・そんなあなたの原因はカラダの内側にあるかもしれません。
昔から漢方では“皮膚は内臓の鏡”と言われ、肌トラブルの主な原因は肌表面ではなく、内臓、つまり、カラダの内側にあると考えられてきました。肌表面だけのスキンケアでは、いわば、対症療法そのもの。原因を取り除かなければ、トラブルはくり返されます。
本当に必要なのは、カラダの内側から原因を取り除く治療法。トラブルをくり返さない美しく健康な素肌を手に入れるためには、スキンケアではなく内面美容が必要不可欠なのです。
まずは、あなたがシミのできやすい体質かチェック!
以下の項目にあなた自身がどのくらい該当するか、チェックしてみましょう。該当個数が多いほど、シミができやすい体質と考えられます。
☐しみやそばかすが気になる
☐あざができやすい
☐オイリー肌だ
☐吹き出物ができやすい
☐足先は冷えて顔はのぼせる
☐首や肩がこる
☐脚の静脈が目立つ
☐生理血に塊が出る
☐生理痛がひどい・生理不順
☐舌や唇、歯茎の色が紫色
その不調、体質が原因かも!体質診断「クラシエの漢方診断」
漢方の考えで体質を6つタイプに分類。質問に答えると、自分の体質がわかり、体質別のなりやすい症状や改善のアドバイスが受けられます。
諸悪の根源は血の滞り!?シミをくり返す「瘀血(おけつ)」体質とは
漢方では“カラダの全体に栄養を与え、老廃物を回収するもの”を「血(けつ)」といいます。シミはカラダの内側に主な原因がある肌トラブルのひとつで、漢方では、“血の巡りが滞ること”が大きく関わっていると考えられています。
漢方では、血の巡りが滞る体質を「瘀血体質」と呼んでいます。
血がカラダの隅々まで巡ることで、全身にくまなく栄養が届けられ、その栄養をもとにカラダに必要なありとあらゆるものが作られると考えられてきました。
肌も同様で、血がしっかり巡ることで栄養が安定供給され、新しい元気な細胞を作ることができ、そのお陰で肌の生まれ変わりであるターンオーバーも正常化し、健康で美しい肌を保つことができます。
もし、この血の巡りが滞ると、カラダの末端にある肌には、特に届きにくくなります。肌の栄養が不足し、ターンオーバーは遅くなります。
本来であれば、できてしまったシミは、ターンオーバーにより肌表面へ押し上げられ古い角質と共に剥がれ落ちることで新しいキレイな肌へと生まれ変わるのですが、血の巡りが滞るとそれもうまくいかなくなり、シミが沈着する原因となります。
また、血は同時に、全身を巡りながらカラダのあちこちに溜まった不要な老廃物を回収する役割も果たしていると考えられています。
シミの原因になる黒色色素であるメラニンも、血によって排泄されることでシミになるのを防いでいるのですが、血の巡りが滞るとそうはいきません。肌にメラニンが蓄積しやすくなり、シミを作る原因になってしまうのです。シミ対策には「瘀血体質」を改善することがとても大切という訳なのです。
シミだけじゃない!瘀血体質が引き起こすカラダトラブル
瘀血体質は、シミだけではなく、にきびや肌荒れなどの他の肌トラブルを引き起こす原因にもなります。また、それだけではなく、チェック項目のように、漢方では瘀血体質を放っておくと、頭痛や肩こり、冷えなど女性の代表的な悩みや、生理痛や生理不順、更年期症状など婦人科系疾患にもなりやすくなると考えられています。
シミにさよなら!鍵は瘀血体質を改善してターンオーバーUP!
シミをくり返さない、そしてさらなるトラブルを予防する意味でも、まずは滞った血の巡りを良くして瘀血体質を改善することが必要不可欠です。
瘀血体質は運動不足や食生活の乱れ、ストレス、冷え、むくみ、加齢など、日常のさまざまな生活要因でなりやすい体質のため、気づかないうちにどんどん悪くなっているケースも。
まずは、その原因となっている生活要因を見直すことが大切です。真の原因はあなたの生活の中に潜んでいるかもしれません。
生活見直しポイント1:食生活を見直しましょう!
瘀血体質の原因で多いのが食生活です。動物性たんぱく質や揚げ物など脂っこいものの食べ過ぎなど、食生活の乱れは血の巡りを悪くすると言われています。これらは控えめにし、血の巡りをサポートする食べものや、血の酸化を予防する抗酸化力のある食べものをしっかり食べるように心掛けましょう。
≪血の巡りをサポートする食べもの≫
オクラ クレソン ししとう たまねぎ チンゲン菜 つるむらさき
なす 菜の花 にら みょうが カカオ 酢 紅麹
ターメリック サフラン 紅花など
参考:国立北京中医薬大学日本校監修「現代の食卓に生かす「食物性味表」」
生活見直しポイント2:下半身の運動を心掛けましょう!
筋肉を動かすことで血流は促進されます。特に「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎの運動は全身の血流を促し、瘀血体質の改善を後押しします。マッサージやストレッチ、ウォーキングなど無理のない範囲で毎日続けましょう。
生活見直しポイント3:カラダを冷やさない!
冷えは血流の敵です。特に下半身の冷えには要注意!日頃からカラダを冷やさないように心掛けましょう。慢性的に冷え症で悩んでいる方は漢方での改善もおすすめです。
生活見直しポイント4:ストレスを発散しましょう!
意外かもしれませんが、ストレスも瘀血体質の原因になります。漢方ではストレスにより気の巡りが悪くなると血の巡りも悪くなると考えています。ストレスを溜めすぎないよう、適度に発散しましょう。
カラダの中からキレイになる!シミ改善におすすめの漢方薬「桂枝茯苓丸料加薏苡仁」
生活を見直ポイントに漢方薬をプラスすることはとても有効です。頑固なシミには、漢方薬でカラダの中からしっかり改善しましょう。シミにおすすめの漢方薬は、「
桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)」。
血の巡りを良くすることで有名な「桂枝茯苓丸」に、肌荒れなどによく使われる「薏苡仁」が配合されたシミに効果のある漢方薬です。滞った血の巡りを良くし、肌のターンオーバーを整えるだけでなく、女性にとって、とても頼もしい漢方薬です。お肌の生まれ変わりを助け、シミをカラダの中からしっかり改善してくれます。
ミは、いつの間にかできているもの。シミはどのようにしてできるのか、その原因とメカニズムについて、詳しくご紹介します!
■シミの原因
シミは、次のような原因で増加します。
■紫外線
紫外線を多く浴びるとメラニン色素が過剰に生成されてシミが起こりやすくなる傾向があります。日中に外出することが多い方は日焼け止めや日傘、帽子で紫外線対策をしましょう。
■生活習慣の乱れ
睡眠不足、栄養不足、運動不足、飲酒や喫煙など生活習慣が乱れているとターンオーバーも乱れ、メラニン色素の排出が遅れてしまうため、シミのリスクが上がります。
■ストレス
仕事や家事、育児、環境の変化、人間関係の問題など、ストレスの原因はさまざま。ストレスがホルモンバランスを崩すことでターンオーバーが乱れ、シミのリスクを高めます。
■間違ったお手入れや肌への摩擦
たとえばクレンジングしながら強くマッサージしたり、コットンを使って強くパッティングしたりしてしまうと、肌をこすってしまいシミの原因を作りやすくなります。
■シミのメカニズム
通常、シミのもととなるメラニン色素は、肌のターンオーバーという肌の生まれ変わりの仕組みによって自然に排出されます。しかし、加齢、不規則な生活やストレス、喫煙や飲酒などの影響でターンオーバーが乱れると、肌の奥にメラニン色素が蓄積してしまい、シミになってしまうのです。
消えやすいシミは、ターンオーバーによってメラニンが自然に排出されることが特徴。一方、消えにくいシミは、肌の土台にできた穴にメラニン色素を生成するメラノサイトが落下し、メラニン色素が排出されにくくなっていることも。
シミは、一度できるとなかなか消えません。そのため、ふだんのお手入れでシミを予防することが最も大切! 次のようなケアを習慣づければ、シミができにくくなります。
■日焼け止めをしっかり塗る
日焼け止めには、シミの原因となる紫外線をカットし、結果的にメラニン色素の過剰な生成を抑える効果が期待できます。日焼け止めは、SPFとPAの値に注目して、シーンにあわせて選ぶことがポイント! SPFは、肌の表面にダメージを与えてシミを引き起こすUV-Bから肌を守る効果の長さを示しています。一方PAは、肌の奥へと侵入し、シワや肌のハリ不足を引き起こすUV-Aから肌を守る効果の高さを示しています。
SPFの数値に20分をかけると、UV-Bによって肌に炎症が起こる時間を引き延ばせる時間を算出できます。例えば、SPF30なら20分×30=600分。ただし、日焼け止めは汗などで流れてしまうので、こまめに塗りなおすことが大切!
PAは、+の数が4に近いほどUV-Aの防止効果が高くなります。日常使いでは、SPF20~30、PA++~+++、真夏のスポーツやレジャーでは、SPF30~50、PA+++~++++のものがおすすめ。
■基本のスキンケアを怠らない
スキンケア不足は、肌の乾燥を招きます。肌が乾燥すると、紫外線や摩擦などに対するバリア機能が低下し、シミのリスクも上がります。またうるおいに満ちた肌は透明感を演出し、見た目の印象も変えます。化粧水や乳液、クリームでしっかり保湿ケアをしましょう。
また、医薬部外品の美白有効成分を含む化粧水や美容液でのケアも大切。新たなシミができないようしっかり予防しましょう。
■正しい生活習慣で肌をトーンアップ
生活習慣を整えることで、肌のターンオーバーのサイクルが正常化して、メラニン色素の排出が促されます。良質な睡眠、栄養バランスのとれた食生活、適度な運動、喫煙や飲酒を控える、ストレス解消などを心がけると◎。
特に、良質な睡眠をとるために、寝る直前の食事やスマホの閲覧などは避けることも大事です。毎日の積み重ねがシミ予防につながります。
ミを作らせないスキンケアを取り入れることが美肌を守る秘訣。多くの女性が悩みがちなシミ対策には、ファンケルのスキンケアがおすすめです。その理由を詳しくご紹介します!
■居座りジミのケアに着目したファンケルの「ホワイトニング」
「最近、シミが消えにくくなった・・・」、「肌がくすんでいるように見える」といった悩みは、居座りジミが原因かもしれません。居座りジミとは、肌の土台にできた落とし穴にメラノサイトが落下し、肌の表面までの距離が遠くなることでメラニン色素が排出されにくくなったもの。
ファンケルの「ホワイトニング」は、居座りジミに着目。
「サクラ葉エキス」を配合し、うるおいで肌を満たして守ることで居座りジミにアプローチします。また美白効果が高い成分「ビタミンC」の働きを最大限に引き出す「アクティブビタミンCα」も配合。一般的に酸化しやすいビタミンCをいち早く吸収し、美白成分を安定して肌に届けます。
それではスキンケアによるシミの対策方法について詳しくみていきましょう。
正しいスキンケア
肌に合わない化粧品による刺激や摩擦によってメラニンの生成が活発になります。洗浄力が強いクレンジングや洗顔料で肌をゴシゴシこすったり、刺激が強い保湿化粧品を使ったりするとシミができやすくなります。
また洗顔後に保湿ケアをしない場合、肌が乾燥してバリア機能が低下することで結果的にメラニンの生成が活発になります。メイクの濃さに応じたクレンジングと肌質に合った洗顔料を選びましょう。洗顔では、洗顔料をしっかり泡立てて指の腹でていねいに洗ってください。
保湿ケアでは化粧水、美容液、乳液、クリームの順に使いましょう。化粧水には、水分を補給する役割があります。乳液で水分と油分の両方を補給して、乾燥しがちなところにクリームを重ねましょう。
UVケアを徹底し、紫外線から肌を守る
UVケアを徹底して、紫外線から肌を守ることが大切です。日やけ止めだけではなく、日傘やサングラス、アームカバー、UVカット機能がある下着などで万全に対策しましょう。日やけ止めは、SPFとPAの値をみて、外出の時間や行先に合ったものを選んでください。
散歩や買い物などの日常生活ではSPF10~20、PA++、屋外での軽いスポーツやレジャーはSPF20~30、PA++~+++、炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどには、SPF30~50+、PA++~++++がおすすめです。
美白有効成分が配合されたアイテムを使う
日々のスキンケアでは、メラニンの還元を促したりメラニンの生成を抑えたりする美白美容成分配合のアイテムを使うことが大切です。
・ビタミンC誘導体
ビタミンCの吸収性や安定性の問題を改善した成分で、肌に浸透するとビタミンCとして働きます。メラニンの還元を促すほか、シミを薄くする働きがあります。
・アルブチン
チロシンとチロシナーゼの結合を防ぐことで、メラニンの生成を抑える成分です。
・カモミラET
メラノサイトの活性化や増殖を抑えることで、結果的にメラニンの生成を抑える成分です。
・トラネキサム酸
メラノサイトの活性化を抑えることでメラニンの生成を抑える成分です。医療においては、炎症を抑えたり出血を止めたりする薬に使用されています。
・プラセンタエキス
動物の胎盤由来のエキスで、メラニンの生成を抑える働きがあります。
・コウジ酸
コウジ酸は、日本酒や醤油の製造過程で発生する麹(こうじ)に含まれるコウジ菌が生成します。メラニンの生成に必要なチロシナーゼの働きを阻害する働きがあります。
試してみる価値あり?!自宅でできるシミ対策
お金をかけずに自宅でシミ予防ができたら嬉しいですよね。
薄いシミなら、自宅ケアで改善する可能性もあるかもしれません。
お肌に安全なのは美白化粧品ですが、今回は自宅にあるもので手軽に試せるといわれているものを3つ挙げてみます。
いわゆる治療効果とは異なりますが、自宅で簡単なシミ予防対策として話題になることがあります。
1、米のとぎ汁での洗顔
お肌に合う方にとっては米のとぎ汁にはピーリング効果があるようで、米のとぎ汁で洗顔することによって肌を優しく刺激して肌のターンオーバーを改善も。
いつも通りの洗顔料を使った洗顔の後に米のとぎ汁をつかった洗顔も一つの方法です。
米のとぎ汁にはビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、セラミド、オレイン酸などのお肌に優しい栄養素も多く含まれています。
肌バリアを壊さず肌を守りながらピーリングすることができ、シミ予防に活躍するかも!?
2、氷水パック
氷水に浸した冷たいコットンパックです。
優しい刺激で肌の新陳代謝を活発にし、新しい肌への生まれ変わりを促進します。
【氷水パックの方法】
①コットンを氷水に浸してから絞る
②洗顔後、コットンをシミの部分に3分程貼る
③コットンをとり、化粧水などでお手入れをする
④再度氷水に浸して絞ったコットンを3分ほど貼る
冷たいコットンで肌を引き締め、くすみやたるみ予防にも。
3、ラップパック
洗顔・普段のスキンケア後に、顔にラップを貼るだけ!
※息ができるように口と鼻ははずしてください。
ラップでフタをすることによって肌から水分が蒸発するのを防ぎ、同時に蒸発した水分を角質層が再吸収します。
皮脂と水分のバランスが整うことを狙っていますね。
この時に汗をかくと皮脂が流れ出てしまうので、汗をかかない環境で行うのがポイントです。
メラニン色素の生成を抑えるビタミンCとビタミンB2
シミそものの原因はメラニン色素の沈着です。
ビタミンCにはシミの原因となるメラニン色素の生成を抑え、ビタミンB2には、ターンオーバー改善効果があります。
ビタミンCはオレンジやグレープフルーツなどの果物、ビタミンBは豚肉やうなぎなどに豊富に含まれています。
肌の老化を防ぐ抗酸化作用の高いビタミンA、ビタミンE
肌の老化を防いで新陳代謝を活発にすることで、メラニン色素の沈着を防ぎ、今あるシミもはがれて消えやすくなります。
ビタミンAやビタミンEは抗酸化作用に加え、ターンオーバー促進によるシミ対策、シミ予防にぴったりです。
ビタミンAは緑黄色野菜、ビタミンEはナッツ類などに多く含まれています。
確実にシミを取りたいなら「肌の専門家」に相談を!
自宅でのシミケアは、どうしても時間がかかります。
薄いシミや小さなシミを、自宅で時間をかけてケアしていく方も多いのですが、やっぱり消えないといった頑固なシミは、もっと早く効果を感じるためにも肌の専門家への相談が確実です。
美肌のエキスパートである美容皮膚科は、シミの種類を詳しく調べ、それぞれの症状に合わせて効果の高い治療を提案してくれます。
札幌シーズクリニックでは、主にレーザー治療でシミ取りを行っています。
院長の豊富な知識と経験のもと、最善の治療で多くの患者様がシミのない肌へと導きます。
長期的に美肌をキープできるようなアフターケアもご提案しますので、安心して治療を受けていただけるでしょう。
安心の6ヶ月保障!シーズのシミのレーザー治療について
まとめ
女性の大敵「シミ」。
自宅でお金をかけずにケアする方法も色々情報がありますので、アレルギーなどにも注意しながら、試してみるのも良いでしょう。
薄いシミを自宅で気長にケアするスタイルで物足りなくなったり、濃いシミや「速めに効果を実感したい!」という方は、一度レーザー治療を視野に入れて美肌の専門家に相談してくださいね。
美容皮膚科での治療と自宅のケアで美しい肌を実現しましょう!
シミのレーザー治療についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
白く透き通る、輝くような素肌は女性の永遠の憧れです。しかし、そんな女心とは裏腹に、お肌は衰え、気づいたらシミができていたなんてこともあります。また、シミに気づいても、「なかなか薄くならない」、「また、別なシミが出てきた!」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか。シミはまさに女の敵!悩みが尽きることはありません。
今回は、そんな悩めるあなたに、くり返さないための本気のシミ対策について、ご紹介します。最後の体質改善まで、しっかりと読んでくださいね。
シミ対策 「皮膚は内臓の鏡!」スキンケアより内面美容
シミに限らず、ニキビ、シワ、クマ、くすみ、乾燥など、お肌の悩みはたくさんありますが、これらを“肌だけの問題”だと勘違いしていませんか?スキンケアをいくら頑張っても良くならない・・・そんなあなたの原因はカラダの内側にあるかもしれません。
昔から漢方では“皮膚は内臓の鏡”と言われ、肌トラブルの主な原因は肌表面ではなく、内臓、つまり、カラダの内側にあると考えられてきました。肌表面だけのスキンケアでは、いわば、対症療法そのもの。原因を取り除かなければ、トラブルはくり返されます。
本当に必要なのは、カラダの内側から原因を取り除く治療法。トラブルをくり返さない美しく健康な素肌を手に入れるためには、スキンケアではなく内面美容が必要不可欠なのです。
まずは、あなたがシミのできやすい体質かチェック!
以下の項目にあなた自身がどのくらい該当するか、チェックしてみましょう。該当個数が多いほど、シミができやすい体質と考えられます。
☐しみやそばかすが気になる
☐あざができやすい
☐オイリー肌だ
☐吹き出物ができやすい
☐足先は冷えて顔はのぼせる
☐首や肩がこる
☐脚の静脈が目立つ
☐生理血に塊が出る
☐生理痛がひどい・生理不順
☐舌や唇、歯茎の色が紫色
その不調、体質が原因かも!体質診断「クラシエの漢方診断」
漢方の考えで体質を6つタイプに分類。質問に答えると、自分の体質がわかり、体質別のなりやすい症状や改善のアドバイスが受けられます。
諸悪の根源は血の滞り!?シミをくり返す「瘀血(おけつ)」体質とは
漢方では“カラダの全体に栄養を与え、老廃物を回収するもの”を「血(けつ)」といいます。シミはカラダの内側に主な原因がある肌トラブルのひとつで、漢方では、“血の巡りが滞ること”が大きく関わっていると考えられています。
漢方では、血の巡りが滞る体質を「瘀血体質」と呼んでいます。
血がカラダの隅々まで巡ることで、全身にくまなく栄養が届けられ、その栄養をもとにカラダに必要なありとあらゆるものが作られると考えられてきました。
肌も同様で、血がしっかり巡ることで栄養が安定供給され、新しい元気な細胞を作ることができ、そのお陰で肌の生まれ変わりであるターンオーバーも正常化し、健康で美しい肌を保つことができます。
もし、この血の巡りが滞ると、カラダの末端にある肌には、特に届きにくくなります。肌の栄養が不足し、ターンオーバーは遅くなります。
本来であれば、できてしまったシミは、ターンオーバーにより肌表面へ押し上げられ古い角質と共に剥がれ落ちることで新しいキレイな肌へと生まれ変わるのですが、血の巡りが滞るとそれもうまくいかなくなり、シミが沈着する原因となります。
また、血は同時に、全身を巡りながらカラダのあちこちに溜まった不要な老廃物を回収する役割も果たしていると考えられています。
シミの原因になる黒色色素であるメラニンも、血によって排泄されることでシミになるのを防いでいるのですが、血の巡りが滞るとそうはいきません。肌にメラニンが蓄積しやすくなり、シミを作る原因になってしまうのです。シミ対策には「瘀血体質」を改善することがとても大切という訳なのです。
シミだけじゃない!瘀血体質が引き起こすカラダトラブル
瘀血体質は、シミだけではなく、にきびや肌荒れなどの他の肌トラブルを引き起こす原因にもなります。また、それだけではなく、チェック項目のように、漢方では瘀血体質を放っておくと、頭痛や肩こり、冷えなど女性の代表的な悩みや、生理痛や生理不順、更年期症状など婦人科系疾患にもなりやすくなると考えられています。
シミにさよなら!鍵は瘀血体質を改善してターンオーバーUP!
シミをくり返さない、そしてさらなるトラブルを予防する意味でも、まずは滞った血の巡りを良くして瘀血体質を改善することが必要不可欠です。
瘀血体質は運動不足や食生活の乱れ、ストレス、冷え、むくみ、加齢など、日常のさまざまな生活要因でなりやすい体質のため、気づかないうちにどんどん悪くなっているケースも。
まずは、その原因となっている生活要因を見直すことが大切です。真の原因はあなたの生活の中に潜んでいるかもしれません。
生活見直しポイント1:食生活を見直しましょう!
瘀血体質の原因で多いのが食生活です。動物性たんぱく質や揚げ物など脂っこいものの食べ過ぎなど、食生活の乱れは血の巡りを悪くすると言われています。これらは控えめにし、血の巡りをサポートする食べものや、血の酸化を予防する抗酸化力のある食べものをしっかり食べるように心掛けましょう。
≪血の巡りをサポートする食べもの≫
オクラ クレソン ししとう たまねぎ チンゲン菜 つるむらさき
なす 菜の花 にら みょうが カカオ 酢 紅麹
ターメリック サフラン 紅花など
参考:国立北京中医薬大学日本校監修「現代の食卓に生かす「食物性味表」」
生活見直しポイント2:下半身の運動を心掛けましょう!
筋肉を動かすことで血流は促進されます。特に「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎの運動は全身の血流を促し、瘀血体質の改善を後押しします。マッサージやストレッチ、ウォーキングなど無理のない範囲で毎日続けましょう。
生活見直しポイント3:カラダを冷やさない!
冷えは血流の敵です。特に下半身の冷えには要注意!日頃からカラダを冷やさないように心掛けましょう。慢性的に冷え症で悩んでいる方は漢方での改善もおすすめです。
生活見直しポイント4:ストレスを発散しましょう!
意外かもしれませんが、ストレスも瘀血体質の原因になります。漢方ではストレスにより気の巡りが悪くなると血の巡りも悪くなると考えています。ストレスを溜めすぎないよう、適度に発散しましょう。
カラダの中からキレイになる!シミ改善におすすめの漢方薬「桂枝茯苓丸料加薏苡仁」
生活を見直ポイントに漢方薬をプラスすることはとても有効です。頑固なシミには、漢方薬でカラダの中からしっかり改善しましょう。シミにおすすめの漢方薬は、「
桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)」。
血の巡りを良くすることで有名な「桂枝茯苓丸」に、肌荒れなどによく使われる「薏苡仁」が配合されたシミに効果のある漢方薬です。滞った血の巡りを良くし、肌のターンオーバーを整えるだけでなく、女性にとって、とても頼もしい漢方薬です。お肌の生まれ変わりを助け、シミをカラダの中からしっかり改善してくれます。
化粧水、乳液、クリーム…それぞれの役割は?
美肌を目指すなら、ターンオーバーを正常に保つこと、そのためには生活習慣を整え、水分を保持することが大切です。そのためには日頃から適切なケアを行いたいところ。
スキンケアアイテムには、化粧水から乳液、クリームなど様々なタイプがあります。それぞれの役割、使うタイミングをご紹介します。
<化粧水>
水分を補う役割があります。洗顔後、メイク前、入浴後などに、手のひらやコットンを使って顔から首までまんべんなく、たっぷりとなじませましょう。
<乳液・クリーム>
化粧水で補った水分が乾燥しないようにフタをする役割です。保湿を高める意味で、乳液やクリームの前に美容液を使ってもよいでしょう。指の腹を使って、顔の内側から外側に向かってやさしくなじませます。ムラなくなじませたら、顔全体を手でおおってハンドプレスを。 紫外線対策ができる乳液、クリームなどを使えば、より安心感も増しますね。
“やりすぎスキンケア”に要注意
肌のためのスキンケアが、かえってダメージを与えていることもあります。まず注意したいのが、洗顔のしすぎです。肌を清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎると肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌の乾燥を招きます。すると、ターンオーバーサイクルの乱れや、皮脂の過剰分泌をひきおこし、肌トラブルの原因に。メイクなどをしていない状態、たとえば朝の洗顔は、泡などでやさしく肌表面を包み込み肌に負担をかけないことが大切です。メイク後の洗顔は、肌コンディションに合わせたクレンジング料で、やさしくなでるようにしてメイク汚れを包み込み、水またはぬるま湯ですすぎましょう。
また、保湿用シートマスクなどの長時間着用にも気をつけたいところ。長時間つけたほうが美容成分が行きわたるイメージかもしれませんが、シートマスク自体が乾燥すると、肌の水分も一緒に蒸発し、かえって肌が乾燥してしまうことに。使用の際には指定されている着用時間を守りましょう。
40代、50代になっても若いときと同じお手入れ方法ではありませんか?
若い頃には感じなかった肌の不調を感じたら、スキンケアの見直しを。
大人になったら、大人の肌にふさわしいスキンケアが必要です。
お肌の“何となく不調”を見逃さないで!
シミが増えた、とか、ハリが失われてきた、といった悩みだけがエイジングのサインではありません。「肌がごわごわしてファンデーションがきれいに乗らない」「お手入れをしているのに、手応えが感じられない」といった、いうなれば“肌の不定愁訴”もまた大人の女性特有のもの。私の周囲でも「肌は丈夫な方だったのに、うまれて初めて肌あれを経験した」「何をつけても乾燥が治まらない」といった声をよく耳にします。40代から50代にかけ、体調が変わり目を迎えるのと呼応するように、肌も“以前と同じ”ではなくなってきます。女性ホルモンのバランスの変化が一因と考えられますが、それによって乾燥した空気や紫外線といった外的環境に対する抵抗力が落ち、ちょっとした刺激に対しても過敏になってしまうのです。
肌が乾燥しあれた状態は、表面に小さな穴が空いているようなもの。紫外線などのダメージが、より内部にまで入り込みやすくなりエイジングが加速してしまう、という悪循環に陥ることも。お肌の“何となく不調”を甘く見てはいけないのです。
そのお手入れは過保護? それとも必要なもの?
できるだけ自然のままがいい。肌を過保護にしたくないーー。そうおっしゃる方がたくさんいます。けれど、40歳を過ぎた肌は、たとえそうは見えなくても、どこかにほころびがある、そう考えてもいいのではないでしょうか? なぜなら、風邪やキズが治りにくくなったり、疲れやすくなるのと同様、肌そのものの体力が低下していると感じるからです。もともと肌が弱かった私ですが、40代後半からは、その傾向がさらに顕著になってました。ちょっと保湿ケアを怠ったり、無防備に紫外線や強い風に当たると、赤みや発疹が現れ、ガサガサになってしまいます。また、体調を崩したり睡眠不足になると、すぐさま肌あれに直結。明らかに肌が以前より脆弱になってきたのに、若いときと同じお手入れでは足りないはず。大人には大人の肌に似つかわしいスキンケアがある、と私は思います。
“肌”を大切にすることは人生を大切にすること
たとえば庭木や森の木々を思い起こしてください。自然の植物たちも、決してただ生えたままになっているわけではありません。下草や小枝を刈ったり気候に合わせて菰を巻くなど、健やかに育つよう、何かしらのサポートをしています。毎日のスキンケアは、それと同じ。年齢とともに低下して足りなくなった肌を助け、補うことで初めていい状態に保たれるもの。何もしないままでは、健やかな状態を保つことはできないといってもいいかもしれません。
これは私自身の実感ですが、加齢により脆弱になった分、肌を気遣って、ていねいにお手入れをすると、その“結果”が現れやすくなりました。つまり、肌がより素直になったということ。外的環境に対して敏感であるということは、感受性が高くなったということでもあり、スキンケアの恩恵を余すことなく受け止めることができるようになったということ。これって素敵なことですよね。
私たちはつい、誰かと会うから、どこかに出かけるから“特別な日”だと思ってしまいます。けれど、今日という日、一日一日が、もう二度と来ない“特別な日”。そのことをかみしめ、毎日を大切に、かけがえのない人生を共にする“自分だけの肌”を大切にしましょう。
しっかりと塗っているつもりなのに、焼けている。
それは塗り方を間違えているからかもしれません。
日焼け止めの正しい塗り方とは?
日焼け止めを塗っているのに、なぜ焼ける?
通勤やお買い物などで外に出るたびに、強い日差しを感じる季節。日差しに含まれる紫外線には、波長が短くエネルギーの強いUV-Bと、波長が長くエネルギーの弱いUV-Aの2種類があります。UV-Bは日焼けやシミの原因に、UV-Aは肌の奥まで届いて主にシワ・たるみの原因になるといわれています。どちらも4~5月ごろから量が増え、6~8月がピークになるので、この時期はUVケアをよりしっかりと意識することが大切になります。
「大丈夫、日焼け止めは毎年ちゃんと塗っています」という方も多いと思いますが、それでも夏が終わると日焼けしていたり、いつの間にかシミが増えていたり…ということ、ありませんか?雑誌の編集部に届く読者からの声にもそういう悩みが多く、皮膚科医や研究員に取材を重ねると、そこにはある原因があることがわかってきました。
薄く塗ったら効果も下がることをまず、心得て
日焼け止めを塗っている量が、皆さん少なすぎるようなのです。日焼け止めのSPF値は、SPF1=UV-Bを浴びて肌に赤みを引き起こすまでの時間が20分という意味です。SPF30なら10時間ということになります。ただしこの数値は、どの日焼け止めも「1cm2あたり2mg」を均一に塗った量で測定されています。これはかなりの量!
白浮きやヨレを起こさないように、とごく薄くなじませると、防御力はどんどん下がってしまうのです。UV-Aから肌を守る指標のPA値も、同じこと。さらに、塗りムラがあればそこから紫外線が肌に侵入してしまいます。
許せる程度の厚塗りが将来の肌を守ってくれる
測定基準の量を塗るのは難しくても、薄く塗った後さらにもう1回重ねるなど、できるだけ厚く、かつムラなく塗るという心がけで、肌をしっかり守ることは可能です。そして、午後になったら一度ベースメイクを直しましょう。メイクをしていると日焼け止めの塗り直しは難しいものですが、パウダーファンデーションやお粉を重ねるだけで、パウダーの粒子が紫外線を散乱してくれるので、UVカット効果がいくぶん復活するのです。
薄着の季節は肌もナチュラルに仕上げたくなりますが、むしろ逆だと、私は思っています。肌を老化させないことをいちばんに考えるなら、夏は自分が許せる程度の“やや厚塗り”で、紫外線から守り抜きましょう。
季節の変わり目に、肌の乾燥を感じたり、赤みやぶつぶつができたりしてかゆくなることはありませんか?
特にマスク着用が当たり前になった今では、以前にも増して肌荒れに悩む人が急増しています。
そんな悩ましい肌荒れを防止・改善するために、まず見直したいのは日々のスキンケアです。分かっているつもりでも、実は忘れがちな「スキンケアの3つの基本」をおさらいしてみましょう!
肌荒れ防止スキンケアの基本その① クレンジング剤は「すすぎ残し」に要注意!
1日の終わり、疲れているからといってクレンジングをおろそかにしていませんか?
クレンジングで一番大切なのはメイクを落とした「その後」。
メイクは落としたつもりでも、肌にクレンジング剤が残っていると、肌荒れの原因となる3つのトラブルを招いてしまいます。
肌荒れの原因となるトラブル①
乾燥肌に残ったクレンジング剤が邪魔をして、化粧水や乳液が浸透せず、肌内部が乾燥状態に。
肌荒れの原因となるトラブル②
酸化クレンジング剤に含まれる油成分が酸化することで、シミやくすみを引き起こす原因に。
肌荒れの原因となるトラブル③
毛穴の詰まり洗い残したクレンジング剤が毛穴に入り込み、皮脂と混ざり合って角栓になってしまうことも。
クレンジング剤の選び方
クレンジング剤が肌に残っていると、肌荒れなどのトラブルを引き起こす原因をつくってしまいます。
だからこそ一番大切なのは、「洗い流しやすさ」。
クレンジング剤には、拭き取りシートやオイル、リムーバー、ジェルにクリーム、ミルク……と様々なタイプがありますが、いったい何を、どのように選べば正解なのでしょうか?
一般的には拭き取りシートやオイル、リムーバーは洗浄力が強く、手軽にメイクを落とすことができますが、油分が多く含まれています。油分は肌に残りやすい上に、化学物質(界面活性剤)も多く含まれているので、肌への負担や刺激は多め。メイクはよく落ちるのですが、敏感肌の方には注意が必要です。
一方でジェルタイプやクリームタイプ、ミルクタイプは洗浄力が優しめですが、肌への負担や刺激は少なめなので、肌の弱い方も安心して使うことができます。
クレンジング剤には、それぞれ異なる特徴があるので、肌のタイプやメイクの状態、その時々の肌のコンディションなどに合わせて、使い分けることができればベストです。
<クレンジング剤の使用例>
●ばっちりメイクの日や、日焼け止めをしっかり塗った日 → しっかり汚れを落とせるオイル、リムーバー
●旅行中や、外出先での突然の宿泊 → 手軽にしっかり落とせる拭き取りシート
●通勤・通学の毎日メイク → 毎日使いのジェル、クリーム
●敏感肌さんのナチュラルメイク → 安心してたっぷり使えるミルク
乾燥肌の人には、W洗顔はあまりおすすめしないという情報も多いですが、クレンジング剤をしっかりと水で洗い流した後に、たっぷり泡立てた洗顔料によるW洗顔でクレンジング剤の油分を残さず洗い流し、その後に、十分な保湿を行うことがスキンケアでは大切です。
また肌への負担や刺激が心配な方は、界面活性剤や防腐剤不使用のクレンジング剤を選ぶのもポイントです。クレンジング剤はしっかり落として、肌荒れを防ぎましょう。ただし、メイクをしていない場合はW洗顔の必要はありません。
肌荒れ防止スキンケアの基本その② 優しい洗顔料で作る「ふわふわ泡」と「ぬるま湯」がポイント!
肌のテカリや毛穴が気になるからといってゴシゴシとこすったり、お風呂の熱いお湯で洗顔料をすすいだりしていませんか?
肌荒れを防ぐスキンケアとして洗顔で大切なのは、汚れはきれいに落としながらも、肌に必要な潤いはしっかり残すことです。汚れはすっきりと落としながらも、肌の乾燥や肌荒れを防ぐ洗顔のポイントをご紹介します。
●優しく洗顔するなら弱酸性の洗顔料を選ぶ
普段何気なく選んでいる洗顔料も、実はその表示を見ると「弱アルカリ性」「中性」「弱酸性」と様々なタイプがあります。その中で一番おすすめしたいのは、「弱酸性」のタイプです。
「弱酸性」とは、「健康な人の肌の表面」と同じ状態のこと。洗浄力こそ穏やかですが、肌の表面の状態と近いため刺激も少なく、肌荒れを防ぎながら、優しく洗顔することができます。
さらに肌荒れを防ぐために、肌への刺激を軽減するのであれば、防腐剤や香料が入っていない無添加タイプの洗顔料だと、より安心です。ピーリングをしたい場合は、もちろん、その目的に合わせて洗顔料を選ぶのがベター。
●洗顔料はたっぷり&ふんわりと泡立てる
汚れや余分な脂を落とすためにと、手でゴシゴシとこすってしまうと、肌を守る角質層を傷つけて肌荒れにつながってしまいます。
手と肌の摩擦を防ぐためにも、洗顔料はたっぷりと使い、ふんわりと泡立てることがポイント。
ふわふわに泡立てた洗顔料が手と肌の間でクッションとなり、肌への負担なく汚れを落としながら、細かい泡が毛穴に入り込んだ汚れをしっかり吸着してくれます。
●ぬるま湯で優しくすすぐ
熱いお湯は汚れがしっかり落ちそうなイメージですが、肌の潤いに必要な皮脂まで溶かしてしまうため、乾燥を招いて肌荒れを引き起こしてしまいます。
その一方で水温が低過ぎると、毛穴が閉じて汚れ落ちが悪くなってしまい、これも肌荒れの原因に……。
人肌くらいのぬるま湯(36~38℃)であれば、ほどよく毛穴が開いた状態となり、余分な皮脂や汚れ落ちをよくしながら、肌に必要な潤いを残すことができます。
肌荒れ防止スキンケアの基本その③ タイムリミットは5分!洗顔後は、即保水&保湿を!
潤いを逃さない正しい洗顔の次に大切なのは、その潤いをしっかりと閉じ込めるスキンケアです。
乾燥は肌荒れの原因になりますが、実は、肌の乾燥は洗顔が終わった瞬間から始まっています!
肌の表面についた水分と共に肌内部の潤いがどんどん蒸発してしまうので、洗顔後はすぐに化粧水で潤いを補給するのが正しいスキンケア。
その後、乳液やクリームなど油分を含むものを重ね塗りして、潤いにふたをしましょう。両手で顔を優しく包み込むと、化粧水や乳液、クリームが浸透しやすくなります。
肌質別の保湿スキンケアのポイント
●乾燥肌(刺激を避けて、水分と油分でしっかり保湿)肌
全体がカサついている乾燥肌の人は、肌の潤いを奪い過ぎない低刺激性のスキンケア用品を選びましょう。洗顔後すぐに化粧水と乳液をなじませ、手のひらで圧をかけて丁寧に浸透させます。
●オイリー肌(水分をしっかり&油分は適量)
テカリが気になるオイリー肌の場合、乳液やクリームなどの油分を避けがちですが、肌に必要な油分を補わないと、水分不足を補うために肌が皮脂を過剰に分泌してしまって逆効果です。
ゴシゴシとこすったり、あぶらとり紙を使い過ぎたりするのも、かえって皮脂の分泌を促してしまうのでNG。保湿の際は、油分を少なめに調整しながらも、水分と油分の両方をきちんと補うスキンケアを。
●混合肌(パーツごとにケアを分ける)
「Tゾーンはテカるけれど、Uゾーンはカサつきを感じる」そんな混合肌のスキンケアの場合は、パーツに合ったケアがおすすめです。
乾燥するUゾーンは乾燥肌と同じケア、ベタつくTゾーンはオイリー肌のケアと、パーツごとにケアを変えましょう。乳液やクリームはTゾーンだけ量を減らしてみましょう。
ただし、季節や体調によっても変化するので、肌の状態を見ながら、その時の状態に合ったスキンケアを心がけましょう。
まとめ
「スキンケアの基本に忠実であること=美肌を目指すコツ」。
クレンジング、洗顔、保湿の一連のスキンケアを正しく行うことが、肌荒れの予防や改善には何よりも大切です。いくら高価なスキンケア用品を使っていても、その使い方の基本が間違っていたら肌荒れを防ぐことはできません。
また、加齢と共に水分保持量も減少してくるので、乾燥も進みやすくなります。
インナードライが進行しやすくなるので、体の中から、保湿効果が上がる生活習慣に気をつけることも重要です。
肌荒れを根本から改善していくにはインナーケアも欠かせないもの。
食生活や睡眠、適度な運動など、ライフスタイルの改善をベースに、サプリメントやドリンクなども上手に取り入れて、肌の潤いのための栄養を補いながら、「肌荒れ知らずの美肌」をつくっていきましょう。